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今まで読んだ本、漫画や見た映画などの感想
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キサトア
評価:
小路 幸也
文藝春秋
¥ 637
(2012-05-10)




あらすじ

世界的アーティストだが病気で色がわからないアーチ、朝と夜それぞれ真逆の時間に眠る不思議な双子の妹キサとトア。不便な事もあるけれど、“風のエキスパート”である父と海辺の町の愉快な仲間と共に楽しく暮らしている。だが父の仕事が原因で一家は少し困ったことに…。(amazonより引用)



 

どこまでも優しい話でした。
簡単に言ってしまえば、外国の童話のような雰囲気を持った物語です。
春夏秋冬の4つの季節の流れに添って物語は進んでいきます。そこで主人公のアーチの成長や彼の周りにいる人の愛情や暖かさがじんわり感じられる作品でした。
物語を楽しむというよりは、話の世界観を楽しむことができてその世界観のファンになってしまいました。

 
22:30 | BOOK ★5 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
探偵伯爵と僕 His name is Earl
 
あらすじ

もう少しで夏休み。新太は公園で、真っ黒な服を着た不思議なおじさんと話をする。それが、ちょっと変わった探偵伯爵との出逢いだった。夏祭りの日、親友のハリィが行方不明になり、その数日後、また友達がさらわれた。新太にも忍び寄る犯人。残されたトランプの意味は?探偵伯爵と新太の追跡が始まる。



森さんの小説で児童書として出版されていたので、どんなのかなと思って買ってみました。森さんのミステリーは初めて読んだのですがすごいハマりそうになりました。
最初は夏休みの冒険的な感じで始まるのですがだんだんと状況がどんどんとドロっとした感じになっていくのが良かった気がします。また子供の主人公の視点で描かれているので普段とは違うものの見方を考えさせられるような話でした。
ミステリーとはまた違う面白さもあり、やっぱり森さんは凄いなぁと思いました。そして最後のどんでん返しにこれは本当に児童書なのか?と疑ってしまうような部分もありました。
人間というものの本質が描かれている気がしてとても面白かったです。
19:13 | BOOK ★4 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
これは王国のかぎ
 
あらすじ

最低最悪の誕生日。泣き疲れて眠って目覚めたら、そこはチグリスの河口だった!不思議な力を持つ魔神族として、見知らぬターバンの青年と旅することになった「あたし」。荒れ狂う大海原、灼熱の砂漠。辿り着いた都では王家の騒動に巻き込まれる。


荻原さんの本です。あらすじに惹かれ読んでみました。アラビアンナイトのお話みたいな感じです。ファンタジーにはなるんですけれど、あまり私の好みファンタジーではなかったです。軽い感じのファンタジーや恋物語が好きならば読んで損はないのかなと思います。
周りの風景や様子、登場人物の心情に関しては上手に描かれているのかなと思います。色々複線も張り巡らされていて面白い部分もあるのですが、時々理解し難い心の動きや無理やりな感じが見えて入り込むことができなかったです。多分ライトノベル感覚で読むといいのでしょうか?がっつりとした話を読みたい方にはお勧めできない話でした。ですが軽くファンタジーを読みたいって方にはお勧めします。


荻原規子の他作品

12:43 | BOOK ★2 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
ぼくらの七日間戦争
 
あらすじ

夏休みを前にした、1学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年2組の男子生徒全員が、姿を消した。いったいどこへ…?FMラジオから聞こえてきたのは、消えた生徒たちが流す“解放区放送”。彼らは河川敷の廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“叛乱”を起こしたのだ。PTAはもちろん、テレビや警察、市長選挙汚職事件までも巻き込んだ、七日間に及ぶおとなたちとの大戦争。


簡単にいえば、こども達がおとな達へ宣戦布告して戦うっていう話です。教師や親、社会に不満のある子供たちが上手に大人たちを降伏させていく様は読んでいてとても清々しかったです。それに子供だからってなめてかかったら痛い目をみるんだなって事が面白おかしく描かれていて痛快でした。嫌な大人たちを懲らしめる子供たちの様子はとても面白かったです。
児童文学なのでとても読みやすいのですが、史実とも重なっていてとても深いテーマにまつながるので読めば読みこむほど面白いと思います。
強いて言うならば、10代のうちに読んでおいたほうがいい本だとは思います。誰でも同じ気持ちになるので、より物語に入り込むことができるかなと思います。

18:48 | BOOK ★3 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
西の善き魔女
 
あらすじ

舞踏会の日に渡された、亡き母の首飾り。その青い宝石は少女を女王の後継争いのまっただ中へと放り込む。自分の出生の謎に戸惑いながら父の待つ荒野の天文台に戻った彼女を、さらなる衝撃が襲う。―突然の変転にもくじけず自分の力で未来を切りひらく少女フィリエルの冒険がはじまった。


荻原さんのファンタジーです。まだこれしか読んだことないのですが、のどかなファンタジーって感じがしました。多分若い人向けのファンタジーかなと思います。
主人公の少女が着けていた首飾りによって運命がだんだんと変わって行く話なんですが、話の展開としては二転三転して面白かったし、文章自体も読みやすかったです。
つらいことがあった時の主人公の強さとかにも心打たれました。ただ、まだ1巻なので物語の始まりという感じでしたので盛り上がりに欠ける部分もあるのかなと思いました。多分、これから面白くなっていくのかなと思います。


荻原槻子の他作品
これは王国のかぎ
00:11 | BOOK ★3 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
怪盗探偵山猫

あらすじ
闇を切り裂く黒い影、その名は、山猫―出版社社長が殺された。容疑者は“山猫”と呼ばれる謎の窃盗犯。世間をにぎわすこの怪盗の信条は“人を殺めないこと”のはずが、一体なぜ!?ライターの勝村は事件を追い始めるが…

神永さんのミステリーですね。この作者の作品はこれしか読んだことがないのですが他にも色々な有名な作品は色々とありますね。
内容についてですが結構いろんな裏側の要素が上手に取り入れられて非常に面白かったです。謎をだんだんと解明していく過程もすらすらと読むことができました。さすがミステリー作家だなぁと思いました。ですが途中でなんとなく真相が分かってしまったので★ひとつ減らしました。
ですがキャラクターも強くとても面白い本だなぁと思いました。
登場人物の山猫の飄々とした感じも上手に描かれていて、悪のヒーローって感じがしました。内容もそんなに重たくないので気軽な気持ちで読めると思います。

10:12 | BOOK ★3 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
カイルの森
 
あらすじ

水色と灰色と若草色がまざったような気配をもつ、美しい星に暮らす少年カイル。両親をなくし、園芸家として働きながら、やさしい魔術師や個性的な妖精たちと平和な日々を送っていた。しかしある時、森の奥から黒々とした不穏な影が忍び寄る。武器をもって立ち向かおうとする人々を前に、カイルがとった行動とは?


詩人の方が書いた物語なので、やはり言葉のひとつひとつがとても綺麗です。ひとつひとつ丁寧に言葉を選んで物語を紡いでいるような気がしました。
ジャンル的にはファンタジーに入るのでしょうが、そんなにファンタジーぽくない気がしました。確かに妖精とか魔物とかはファンタジーらしいのですが、この物語はもっと大事な事が主体として描かれているなと思います。なのでがっつりしたファンタジーを求めて読んだらちょっとガッカリかもしれないです。
ですが、作者の方が主人公カイルを通して伝えたかったことはもっと他にもあると思いました。どちらかというと外へ向かう話ではなく、自分の内側へ問いかけるような話だと思います。
毎日に疲れた時に読むと、心が安らぐ話でもあると思います。
主人公のカイルの優しい言葉と周りの素敵な妖精や魔術師の言葉の掛け合いは穏やかな感じがしてとても好きです。
ページ数も約140ページと、とても薄いので一瞬で読めると思います。言葉の中に隠された意味を探しながら読むともっと楽しめるかもしれません。疲れた時には是非この本をお勧めしたいです。
22:24 | BOOK ★3 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
時をかける少女

 あらすじ
高校生の真琴は自転車で遭遇した踏切事故をきっかけに、過去に遡ってやり直せる力“タイムリープ”能力を手に入れ、自身や友人の恋騒動を巡り奔走する。


以前紹介したサマーウォーズの監督さんの作品です。こちらも長編の日本アカデミー賞を受賞しています。高校生の一夏の物語なのですが本当にすごい!
タイムリープを主人公が繰り返すことで生まれてしまう時間の歪みや影響などが上手に描かれています。あと、主人公と友人達の青春とも言える高校生活が綺麗に描かれています。私もこんな高校生活送りたかったなぁって思うくらい爽やかな高校生活が描かれています。
そしてなんといっても観たあとの余韻が素晴らしい!観終わったらずーっと浸っていられるような素晴らしい映画だと思います。
映像や物語の構成もとても素晴らしいと思います。
本当に甘く切ない話だと思います。アニメ映画だと思って馬鹿にして観ないならそれは本当に損だと思います。
是非みてみてください。

19:46 | MOVIE ♪5 | comments(0) | trackbacks(0)| - |
記録4
 今まで読んだ本や漫画、映画のまとめになります。
カテゴリは「お知らせ」になっております。
ジャンルは適当に分けてますので間違っていたらごめんなさい。
タイトルをクリックしてもらえれば作品の感想ページに飛びます。



★本★

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前の巻ではただ主人公と獣の在り方について描かれていましたが、今回はそれがどんどん大きな世界へ広がっていく感じがしました。
上橋さんの小説はこれしか読んだことがないのですがどれも本当に評価が高いです。ファンタジーがあまり好きでない人も、大人でも子供でも読めると思います。



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獣の奏者 菊蛇 編

12:03 | BOOK ★4 | comments(0) | trackbacks(0)| - |